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とある町にいる、とあるバーバの日記

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バーバ
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誕生日:
1945/06/29
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趣味:
映画鑑賞
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ITは苦手なバーバなので、
娘に更新してもらってます。
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彼女のお見合いの話は以前書きましたが、
彼女は、実はお見合いした後すぐに、
手紙で断ってしまうことを思いついたそうです。

「はじめの」手紙にはきっぱりと、
お断りする旨を書いた手紙でしたが、
彼女の父親に手紙を点検されてしまい、
(なんて失礼な父親でしょうか)
とても彼を気に入っていた父親は、
「こんな手紙は失礼だから、やんわりした文章に
書き直すように」
と娘に命令したのでした。

江戸時代のような感じですが、
今時、そんなことを命令する父親がいるとは。

彼女は、もともと親孝行意識の強い女性で
あったため、まったく逆のことを書いた手紙に
書き直したのです。

娘を思う父親、父親を思う娘。
二人の行き違いのようなやりとりから、
自分の気持ちを押し殺した手紙となり、
結婚への道を作ってしまうことになったのです。

しかし、結婚して後に彼と彼の家族の
内輪事情が次々とわかってきました。

まず、彼の家は貧しくて借金だらけということ。
親類は多く、しかも彼は長男だから、
何もかもに責任が多い。

彼の家族にとっては、彼の「家への奉仕」は
何をやっても当たり前で
ありがとうという一言さえあれば、
まだ、彼女の気持ちに救いがあったと
彼女はいっていましたが、

当然、嫁の彼女の奉仕も誰にも感心される事もなく、
まるで奴隷のようだと思います。

その上、彼は彼女のすることは、
当たり前という風で、思いやりのかけらもなく、
そのくせ、自分はすぐ弱音を吐き、
甘える事だけは一人前といった結婚生活が
始まったのです。

彼女の夫は、近所でも有名な、今で言う
「マザコン」で母親の言うことはとにかくよく聞き、
彼女の話は聞く耳を持たないと言った感じで、
彼女にとって、何のための妻なのか?
わけがわからない生活だったようです。

そんな周囲の状況なので、
彼女は結婚したとたんに
人権が奪われたかのような
錯覚に陥ることもしばしばで、
人としての気持ちが無視されて
しまったようでした。

夫にとって、彼女の気持ちなどは
どうでもいいらしく、
常に、家が優先されていたのです。

こんな家だとは、彼女自身思ってもみない
ことでした。

毎日が彼女にとって思いがけないことの
繰り返しでした。

彼女と夫の間に子供が生まれても
それは続きました。

姑は、彼女の生んだ子供に
しつけの面でも妙なことを吹き込み始め、
「子供はしっかり食べればいい」と言っては、
立って遊びながら食べてもいいとか、
ありがとう、ごめんなさいと言わなければ
いけないような場面に子供があっても、
謝らなければ勝ちなのだといったりだとか、
育児において、邪魔をし続けたようです。

ともかく、彼女は自分の事だけならともかく、
我慢もできましたが、
さすがに子供をゆがめるような躾をしているのは
黙っていられなくて、
子供に対して、時にはせっかんしたり、
自分の思いをぶつけたのです。

動物園の動物じゃあるまいし、
子供たちに「良い事」と「悪い事」の区別を
させなければと考えて、
養父母の前でも遠慮しないで、
子供には思いをぶつけていたようです。

しかし、長男の家族を壊しておもしろいのでしょうか?

子供が生まれたとき、学資保険の人がたずねてきても
嫁に何のことわりもなく、姑は勝手に断り、
悪い保険屋が来たといって彼女に伝え、
面白がっていたようです。

子育ての途中の資金も、
家にお金をいれるようにと養父母が
根こそぎ取っていってしまうので、
苦労の連続でした。

人事ながら、話を聞いていると
腹が立ちます。ひどい話もあったものです。

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